試験への準備2 -大型自動二輪一発試験合格への道-

※この記事は以前のブログ=ベベルギアがうなるぜーW400日記ーで、2020年4月13日に公開した記事です。

大型自動二輪一発試験を受験する。

まずは事前審査とやらを受けなくてはならないそうだ。神奈川の運転免許センターのHPで確認すると、祝祭日を除く月曜から金曜の午後1時から1時半までが受付時間らしい。ところがである。

大型自動二輪一発試験を受験した人のブログを探しては読んでみたりしているのだが、二俣川での事前審査は火曜と金曜のみと書いていた人がいたのである。どうなんだ? 電話して訊いてみるか。

電話をかけると音声ガイダンス。なかなか説明が長い。選択肢を選んでボタンを押し、先に進むと、そこでもひとしきり長い説明が入る。3手先ぐらいまで進んだところで経過時間は2分30秒となっている。長い

しかしここまで説明を聞きながら進んでくると、訊こうとしていたことはわかった。 というか、オペレーターさんが出てきてもそれは訊けない。バカだと思われてしまう。

結局、祝祭日を除く月曜から金曜で良いとなった。嫁に「コロナウイルスで試験場なんてやってるの?」と言われて一瞬不安になる。電話して訊いてみようかと思ったが、あのガイダンスの先にたどり着ける自信がなく、ままよと出発、今運転免許センターにいる。絶対事前審査をやってるはずの金曜日である(ニヤリ)

受付が終わってから事前審査まで時間があくらしい。貴重な時間を事前審査だけなんて無駄に使わせておいて、さらに待ち時間が長いなんてバカにしてる。

まあ仕方ないので、その間寝ていようと車でやってきた。無料の駐車場は無いと書いてある。1回700円らしい。

運転免許センターの中に入ると大勢の人。どこ行けばいいのか受付で訊くと、3階の8番窓口とのこと。ここは2階なのでエスカレーターで上へ行く。

8番窓口はそれほど混んでなく、1時になると列も進み出した。申請書をもらい、9番窓口で2600円分の証紙を買う。

記載台で記入、証紙と持ってきていた証明写真を貼り付けてB窓口へ。そこが受付で、この時が1時20分ぐらい。視力の検査をして、事前審査の時間が書かれたカードを受け取り、受付は終了した。

カードには3時に技能受付窓口に集まれと書いてある。あと1時間半もあるよ 車で寝ようと考えたが、駐車場は二輪駐車場のそのまた先と遠い上に、大事な車をドアアタックされたくないので1番遠いところに置いたので戻る気がしない。

そうだ 技能試験コースでも見に行こう

技能受付の先に進むと技能試験コースである。歩道橋を渡り2フロア分降りる。そこに四輪の技能試験コース。二輪は左にさらに先にあるようだ。

きれいな歩道を歩いて左の奥へ奥へ進んでくると、二輪の試験コースを走るオートバイが見えてきた。おいおいずいぶんぶん回してないか? カーブを回るスピードも結構出ている。もちろんこのスピードより速く走れと言われれば走れるのだが、ぼくがイメージしている試験の走行とはこんなもんじゃない。

今はこういう時代なのか? モトGPのマルケス走りを見れば、ケニーロバーツとは大きく違う。

よく見ると走っている人は警察関係っぽかった。なんだ練習か? 試験はどこでやってるんだ? さらに先の待合所的な建物に入る。

そこには多くの椅子と、3人の関係者らしき人達がばらけて談笑していた。試験コースに面した窓へ近づくと、モータースの親父みたいな人が近づいてくる。

「今は立ち入り禁止の時間だから 見学は12時から1時ね じゃ 試験がんばって」

そう言われて追い出される。

3時10分 技能受付窓口
事前審査を受けるのはぼくを含めて3人。他の2人は若者である。事前審査は他の試験が終わってからやるらしく、1度解放。3時40分に再度窓口前で待機と言われる。

3時45分
大型自動二輪の事前審査の集合がかかった。試験官2人と受験者3人の5人で、先ほど追い出された二輪の試験コースへ向かう。

現場に到着。試験官がガレージのシャッターを開けて、バイクを1台出してきた。

ん? 400でやるのか?

それは小ぶりの白いバイクだった。もしかしてこれは、NCとかいうやつ?

1人目の事前審査が始まった。ハンドルを両方持って引き起こしている。よしマネしよう

彼はNCを8の字に押しながら、時折なぜかドヤ顔でこちらを見る。次はぼくの番だ。

左右のグリップをつかんで、よっこらしょ。それほど重くない。押した感じも重さを感じない。これは受かる! この事前審査のことではない。この押した感触から想像する運転感覚は、Wと大差ない。受かるぜ

試験官のマネをして、腰にシートをあてながら、ひざの力でNCをころがして事前審査終了。念の為ガレージの中を確認すると、大型はNCだけだった。

3人の事前審査が終わり、試験官から技能試験の説明が始まった。事前審査の結果とかは一切ない。合格なんだろう。技能試験の説明に、特に目新しい情報は無かった。説明が終わり、質問は無いかと試験官。そこで若者の一人が質問をした。

「いきなり大型なんですけど、試験の前に走らされるって聞いたんですけど」

おおっ いきなり大型いくのか!? それは無理だろー

「ええ あなたが試験を受ける意思があるかを確認するために、400CCで走ってもらいます」

と試験官。つまりは、ひやかしじゃないかの確認みたいだ。へぇー なるほどね

解散した後、いきなり大型の若者に話しかけてみると、免許取り消しで以前は大型を持っていたそうな。これまたなるほど

指定された試験日は10日後。それまで通勤は受験のための走行を体に叩き込まなければ。

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