バックミラーに回転する赤色灯を発見。スロットルを緩め、一気に制限速度までスピードを落とす。
走行車線を制限速度で走っていると、後ろについた覆面パトカーは、諦めたのか赤色灯をしまった。
まじ やばかった
その後は高まるエンジンの回転をなだめつつ帰宅。2次エア対策の部品を注文する。それは
- 負圧式でない燃料コック
- インシュレーター
負圧式燃料コックは閉め忘れがないから気に入っていたけれども、そのシステムの中でエア漏れが起こらないとは限らない。その可能性をなくすために、ここで負圧システムは一切退場していただこう。
インシュレーターは悪くなってはいないと思っているが、もしかしたらっていうこともあるので、新しくしよう。
数日後
エアクリーナーボックスを外してキャブレターを取り外すと、とんでもない事になっていた。スロットルバルブの高さが左右で違う。
アイドリングが高くなったのは、これが原因だ。トップの蓋をばらすと、スロットルバルブの高さを調整するビスとナットが緩んでいた。ビスは小さいマイナスドライバーを使わざるを得ず、トルク不足になってしまったのだろう。最悪・・・ 自己嫌悪。 高さを合わせて、きっちり締めておいた。
負圧の取り出し口は、もともと使っておらず、樹脂製のキャップで塞いでいたニップルは取り外し、ビスで塞いだ。もう一組はホースでつないだ。多気筒のインテークマニホールドは気筒間をつなぐといいと、なにかで読んだことがある。
インシュレーターの交換
インシュレーターを取り替えてびっくり。キャブレターの芯がエアクリーナーボックスの開口の芯が、ぴったりとあっている。普通はそれが当たり前なのだが、我がWはキャブレターの方が1センチは下がっていて、自作のキャブレターハンガーで吊っているのだ。
なぜこうなっているかというと、このエンジンとキャブレターは、ヤフオクで同一車両から別々で出品されていたものを頑張って両方を落札したものなのだ。キャブレターにはパワーフィルターも付いていたから、インシュレーターはその重さを全て受け止めていたのだろう。
さらに、取り替えてみてわかったのが、いつのまにやらインシュレーターとキャブレターの勘合が、がばがばになっていたこと。長年かけてへの字に垂れたインシュレーターを、半年かけて引き上げた結果、こうなったのかもしれない。新しいインシュレーターには、メインスタンドがはずれるぐらい押さないと入らない。(言い過ぎだけど)
燃料コックの交換
左がついていた負圧式の燃料コックと、右が用意した負圧式ではない燃料コック。ちなみにRZ250用の互換品。燃料タンクがWMのアルミタンクなので、元の燃料コックがどこのものかはわからない。取付ピッチが合っていて安いからこれにした。なんと1500円でお釣りがきた。
燃料コックの上に溜まったアルミのくず。こんなのキャブレターに流れ込んだらたいへんなことになる。
なのに
オンのパイプとリザーブのパイプが新旧燃料コックで逆で、オン側のパイプの先端のフィルターが穴に入らないのだ。仕方ないがオン側なら大丈夫だろうとフィルターは無しでいくことにする。
とりついた燃料コック。
エンジンをかける。
おっ! アフターファイヤーが無いぞ なんて快適なんだ♪ ちょっと軽く流してこよう
134号線を東へ。鎌高前で江ノ電と記念撮影。
稲村ケ崎で江の島バックに記念撮影。おじさんにWをガン見される。
結局、アフターファイヤーは2次エアだったという結末。Mノズルのセッティングはこれからだね。