バックステップ取り付け その1

リアブレーキがディスクになるのに伴って、バックステップを替えようと思う。

今までビートのバックステップを使っていたが、このバックステップは、キックが使えなかった。せっかくのキックは使えるようにしたい。

W650でキックができるバックステップといえば、ペイトンプレイスかコワースがある。まあ、どちらもドラムブレーキ用だから使うことはできないが、その構造は参考になる。

ペイトンプレイスのバックステップはキックペダルが届かない位、後ろに下げているらしく、わりと悪名高かったりする。

コワースがどうやってキックペダルから回避してるかというと、ステップは可倒式で、ブレーキペダルはステップを軸として、後ろにぐるっと回るのだ。この構造を真似させてもらおう。

ブレーキペダルが足で踏む部分のアームとマスターシリンダーを押す部分のアームが別構造になっていれば、コワースと同じように、キックペダルから逃れられるはずだ。

そんな構造のバックステップはないかと、毎夜ヤフオクを巡回していると、WR’sのバックステップが、二つのアームがビスで連結されていることがわかった。想像するに、同じパーツを使いながら、モデルごとに、連結する角度を変えて対応しているのではないだろうか。

そんなWR’sのバックステップの中でもZRX1100用やZX-10用が、ベースとなるプレートがシンプルな形状の複数枚構造であり、フレームに取り付く最後の1枚を取り替えるか、もう1枚新造することによって、Wに簡単に着きそうなことがわかった。

ステップは可倒式ではないが、商品写真を観察すると、簡単に可倒式のものに替えられるように見える。

これらが出品されるのを逐一チェックして、納得いくものに入札、そして落札。届いた商品をチェック。

やはりステップバーはM8のボルトで固定されている。ペダルの軸はステップバーとは別のカラーになっているので、可倒式のステップバーに交換するのも簡単だ。可倒式のステップバーを注文する。

ペダルのアームとマスターシリンダーのアームを結ぶビスを外してみると、ペダルのアームは自由に動くようになった。このまま動きっぱなしだとブレーキが効かないので、ちょうどいいところで止めないといけないのだが、ちょうどいいところにネジ穴がある。

恐らくブレーキスイッチを作動させるためのステーを出すためのネジ穴だろう。このネジ穴に偏心させたカラーを取り付けて、ペダルの高さ調整も同時に行えばいいだろう。ちなみにブレーキスイッチは油圧のものが付いていた。

Wに取り付ける方法を考察する

最もベースとなる条件は、バックステップを取り付けるボルトの一つは標準のステップ取り付け用のネジ穴で、もうひとつはピボットシャフトの上にあるプレートに開いている穴を利用することだ。この方法は続Z1000Jさんのオマージュ。

ざっくり言うと、今説明した二か所で固定されたプレートにバックステップを取り付ける感じ。ステップを後ろに下げることがメインの目的ではないので、このプレートに付けた上で出来るだけ前にしたい。

その条件で考えると、ブレーキペダルはキックペダルの外につく。これによって、車体中心からプレート外面の距離の最小値が決まる。この位置になるように木板でステップ取り付けプレートを作る。

木製板でステップの位置を模索

このプレートにステップを仮付けして、たたんだステップが、キックペダルの可動範囲に干渉しないか確認する。

キックペダルとステップのクリアランス

う~ん ギリギリ

クリアランスを作るには、ステップを上や後ろへ動かせばいい。だが、上や後ろへの移動は肉体的に辛くなる。ポジションの妥協点とクリアランスの合計が5ミリになるところを探し出しステップの位置を決定。

ステップ取り付けプレートの外面は、今の木製ステップ取り付けプレートよりもクリアランスの半分の2.5ミリ外側になるようにする。この位置を元にプレートの厚みを10ミリとして、それを支えるカラーとボルトの長さを決めた。そしてCADでステップ取り付けプレートの図面を作り、材料を例によってミスミで注文する。

CADでステッププレートを設計

ステップ取り付け板の加工と取り付け

届いたアルミ板を加工。切断はバンドソーなので切断工程が少なくなるように、出来上がりの大きさに出来る限り近い大きさで板を注文している

アルミ板に型紙を置く

穴あけはボール盤、端面の削りはベビーサンダーで仕上げたステップ取り付けプレート。フライス盤が欲しい。

ボール盤で孔あけ

それにしても、やっていることは十代の終わりの頃のまま。まさに「19のままさ」

ステッププレート完成

加工が終わったステップ取り付けプレートをWに取り付ける。プレートがくの字に曲がっているのは、ピボットシャフトを避けた上で、フレームと平行になるようにしている。

ステッププレートを取りつける

ステップのベースを取り付ける、このベースによって、ポジションを三段階変えることができる。これはWR’sが与えた機能。

ステップのベースを取りつけ

そのベースの上にステップの本体を取り付ける。かっこいい!

左ステップ取付完了(暫定)

キックペダルを避けるために外に出したせいもあるのだろうが、シフトロッドの角度が良くない。

シフトロッドがかなり斜め

シフトシャフト側のレバーはこのぐらいまで出さなきゃいけないだろう。

シフトシャフトとの接合はこれぐらいのオフセット

右側に目を移すと、なんとステップ取り付けプレートの取り付けボルトの頭が、キックペダルの根元に当たって踏み下ろせない・・・ ボルトの頭をプレートに埋め込むしかないが、六角穴付きボルトに替えないとだめだな。

うわっちょ! ボルトが当たってキックペダルが降りないじゃん

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