ガス欠にアイドリング不良 -W650にMノズル装着-

プラグをチェック

Mノズルを装着して、ハザテーションはおさまったが、アイドリングでのアフターファイヤーが止まらない話の続き。

アフターファイヤーは混合気が濃くても起きるということなので、スロージェットを逆に下げてみる。

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変わった気がしない。エアスクリューを開けて、さらに薄めの方向へ持っていく。

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アイドリングのアフターファイヤーは止まった。けれども8分の一ぐらいの開度で、パンパンおさまらない・・・

出だしの力感もなくなった気がする。やっぱりこれじゃ薄いのか? スロージェットを一気に62にしてみる。

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アイドリングも、開度8分1でも、アフターファイヤーが治まった。ただし、全くなくなったわけではなく、速いブリッピングをした後にアイドリングに戻ると、アフターファイヤーが出る。

そんな状態の会社からの帰り道。いつもより随分早くリザーブに入った。ジェットを交換するたびにガソリンをロスするせいで、燃費がどれほどのものかわかっていない。

Mノズルを装着するまでの燃費は、25km/L。基本、変化のない片道40キロの通勤なので、いつも同じようなところでリザーブに入る。それが今日はずいぶん早い。いつものガソリンスタンドまで30キロあるが、残りの2L でじゅうぶんのはず。

横浜新道に入る。8分の1のスロットル開度の妙な脈動を感じながら走り続ける。

その脈動がさらに妙な感じになってきた。スロットルとエンジンが連動していない。かぶったか?

あわてて走行車線に移りギアを下げる。エンジンブレーキで高まる回転に、プラグのかぶりを飛ばそうとスロットルを開けるもついてこない。クラッチを切ってみるとエンジンが止まった。

たまたま途中の出口のすぐ前だったので、そのままオフランプへ突入。料金所の前でWを路肩にとめた。

セルを回す。 エンジンが再び動き出した。そのまま料金所を抜ける。抜けてすぐにまた止まった。

これはガス欠だ・・・

オドメーターは108km。普段だったら、ここらでリザーブに入る。かなり燃費が悪い。

ガソリンスタンドを検索してみる。それほど遠くはないが、まず一般道に出るのにそこそこの上り坂を押さなければならない。

ああ重い

なんとか坂を押し登って息を整える。ここからは逆に下り坂。車の流れを見切ってWを押し出す。途中、信号をひとつ、惰性で通り抜ける。さらに急な下り坂を降りきったら左に曲がって、ここからはだらだらとした上り坂。

なんとかガソリンスタンドに到着。汗かいた。ハイオク満タン!


そんなことがあった数日後の帰り道。アフターファイヤーが止まらなくていやになってるところに、アイドリングが下がらなくなってきた。アイドルアジャストスクリューをゆるめても変わらない。アイドリングがあがるのは2次エアの吸入が考えられる。

これはやっぱり2次エアか?

インシュレーター以外にも疑っていいところはある。我がWには、負圧の取り出し口が片側2個ずつある。ひとつは太さが合わずにキャップをかけて塞いでいるもの。もう一つは負圧式の燃料コックのためのもの。

路肩にとめて塞いでいるキャップをいじってみる。なんかひび割れてるように見えるが、老眼だからいまひとつわからない。まじかここからか? 

エンジンをかけ、だましだまし走る。もうアイドリングは2500回転ぐらいだ。信号待ちではとてもじゃないがエンジンをかけていられない。

横浜新道に入る。意味もないがちょっと回せば直るかななんて思って加速したら、後ろに覆面がついてきて赤色灯を回し始めたのがミラーに映った。 やばい・・・ スピードを一気にゆるめる。

泣きっ面にハチだ・・・

アフターファイヤーがとまらない -W650にMノズル装着-

ファクトリーまめしばのMノズル

W650にMノズル

Mノズルのシェイクダウンでわかった、アフターファイヤー、中開度のハザテーションを解決していく。

現在のセッティングは下の表の通り。

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ASはエアスクリューの全閉からの戻し回転数。SJはスロージェット。JNはジェットニードル。C段数は上からのクリップ段数。MJはメインジェット。

ちなみに上のジェット類以外の要素としては、スロットルバルブカッタウェイは3.0、エアジェットは230となっている。恐らくこれはこのまま変えないと思うので、今後のセッティング表の中には記さないでおく。それと前記事で、ジェットニードルだけ、まめしばサジェスチョン(この言葉はこちらのパタパタ日記さんからいただきました)と書いたが、メインジェットも本来は142だった。

そこでクリップ段数を変えてみる。これからの表は変えたところが水色になっている。

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先ほどよりハザテーションは弱まったが、まだ通勤に使うレベルではない。そこでさらに

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ハザテーションはあるが、探るように開ければ開けられるようにはなった。今回はエアスクリューちょっと絞ってみた。アフターファイヤーは、少しおさまった気もする。そして数日後。

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おさまったと思っていたアフターファイヤーは、思い違いのようだった。まだパンパンいってる。ただ、中開度のハザテーションはなくなった。もう少し上の3/4ぐらいから始まる。

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エアスクリューをさらに絞ってみる。走り出しのノッキング感がなくなった。ここからメインジェットとスロージェットを変えていく。

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アイドリングのアフターファイヤーは変わらないし、3/4あたりのハザテーションも変わらない。そこでさらにメインジェットを下げ、エアスクリューを絞る。

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アイドリングのアフターファイヤーは相変わらずだが、3/4のハザテーションが消えた。

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アフターファイヤーは、まわしたあとに出る感じ。ここからようやく通勤に使いだしたのだが、途中のちょっとした引っかかりはあるが、上まで回る感じだ。

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逆にエアスクリューを開けてみる。アフターファイヤーがひどい。信号待ちでパンパンいうのは、想像以上に精神的に疲れる。

月日ASSJJNC段数MJ
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ジェットニードルを下げてみた。3/4のハザテーションがなくなった。気持ちいいぐらいに更け上がっていく。ただし、アイドリングのアフターファイヤーは変わらずだ。

誰かアフターファイヤーを止めてくれ